生理不順とは正常ではない月経周期の大きな乱れや、異常が起こっている状態の事で、種類としては月経周期が24日以下の頻発月経、月経周期が39日以上の希発月経、排卵が起こらない無排卵月経にわかれます。初潮が来たばかりの10代には周期が定まらずに不規則なることは珍しいものではなく年齢と共に一定になっていくことが多いとされています。
また40代後半からの不順に関しては更年期障害の症状の一つであることも考えられます。それ以外の生理不順の原因としてはストレス、環境変化、過度のダイエットによる体重減少などが挙げられ、精神的、肉体的に危機を感じた際に月経が乱れたり、止まったりと影響を受けやすいといっわれています。
生理不順と感じた際はまず専門医の受診し必要な検査を受け、卵巣や子宮の病気は隠れていないか、薬の副作用や下垂体機能、甲状腺の機能異常ではないか確認したうえで医師の指示に従い治療をしていきます。多くはピルや排卵誘発剤による薬物治療が中心となり行われます。また自身で出来る改善法として冷えを避け体を温める、十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事などストレスをため込まず規則正しい生活を心がけることが有効とされています。
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