整体というのは読んで字のごとく、体を整えるということで、整体師は骨盤や脊椎のゆがみを矯正しながら、辛い症状を改善する手技を行う人のことです。整体師の仕事は、まずはカウンセリングから始まります。何らかの改善したい症状を持ち来院した方の話を聞いたり、実際に動かしてもらったりして、何が問題なのかを見極めていくことから始めます。そこから施術方針を決定し、施術していくことになります。

整体師が扱うものは多種多様で肩こりや腰痛などの整形外科的な症状、O脚やX脚の改善などの症状、スポーツ選手のアフターケア、頭痛や冷え性なども対象となります。頭痛や冷え性は筋肉をほぐすことで血流が良くなり、症状が改善されることがあるので、対象となる疾患です。

整体師の資格は民間資格ですが、基礎医学の知識として解剖生理や生理学を勉強していますし、骨格や筋肉を扱うので整形外科学の知識も持ち、それと並行して手技を取得しているので、民間資格といえど難しい資格であるといえます。このように幅広い知識と手を使った確かな技術を駆使して、施術しているため、近年様々なニーズがあり、、症状を抱える人も多くなっているので活躍の場も広がっています。

街にふえている、もみほぐしなどのマッサージ店では、整体師さんもいれば、別のマッサージ師の資格で施術している人もいます。いずれも民間資格で、手に職として生計を立てて行くことはできるようです。マッサージ師の資格といっても種類は幅広くあり、いわゆるセラピストやリフレクソロジストといったものが民間の資格としてあるようです。民間資格の良い点は、短期間で、費用も大きくかからず獲れる点です。確かに国家資格ほどの権威はないにしろ、それで手に職が持てるならいいですよね。