健康増進やスタイルアップのためなど、様々な理由からトレーニングをしている人は少なくありません。身一つあればできるものも多く、「ちょっと最近太ったから、痩せるためにもとりあえず筋トレしておこうかな…」と自宅で腹筋やスクワットなどを行っている人もいるかもしれませんね。書店でもトレーニングの教法が数多く販売されていますし、動画サイトを閲覧すればわかりやすい解説動画もアップロードされています。市販の教材や無料の動画等を利用してトレーニングを行っている人も多いのではありませんか？

トレーニングにはいろいろなメリットがあります

第1のメリットは、ボディメイクができることです。目的に合ったトレーニングを行えば、女性であれば引き締まった体とくびれが特徴的なセクシーボディ、男性であればスーツが似合う体や、海などのサマーシーンで映える体を手に入れることができます。

ボディメイクを行う際に気を付けたいのが、全身の筋肉のバランスです。特定の部分のみを鍛えてしまいバランスの悪い見た目になってしまっては元も子もありません。たとえ上半身を集中して鍛えたいと思っても、必ず下半身も鍛えるようにしましょう。筋肉のバランスが悪いと転倒などの思わぬ事故につながることがあります。

第2のメリットは、筋肉の増強によって代謝が上がり、太りにくく痩せやすい体になることです。体温が上がることで活動的になる効果もあります。

第3のメリットは、メンタルヘルスにも効果があることです。トレーニングを行うことでセロトニンをはじめとしたホルモンが放出され、幸福感を得られるだけではなく、継続することで変わった自分の体を見て「あんなにつらいトレーニングを乗り切った！」という達成感・自己肯定感を養うことができます。

注目したいのは「自己肯定感を養える」という点です。現在、多くの人が自己肯定感の低さに悩んでいます。些細な事でも自分を責めすぎてしまい、精神的に不調を抱えて、心療内科や精神科でケアや治療を受ける人も増えています。そのような人たちは「心が弱い」からそうなってしまうのではなく、自己肯定の方法を習得していないことが原因です。自己肯定感を養うには、物事に対する認知や考え方などを変える必要もありますが、最も手っ取り早いのはポジティブな気分になれるホルモンを放出させることです。

不思議なことに、トレーニングを行うことでポジティブな気分になれるホルモンがいくつか放出されます。セロトニンやエンドルフィンという物質名を聞いたことはありますか？これらは幸福ホルモンと呼ばれることもあります。

投薬によってもホルモン分泌をコントロールすることは可能ですが、投薬とトレーニングの大きな違いは、トレーニングは筋肉の肥大という、見た目で分かる部分に変化が起こることです。もちろん、一朝一夕で体形が変わるということはありませんが、日々の習慣としてトレーニングを行えば、どんなに遅くとも3か月後には変化が表れていると言われています。

トレーニングを始めるなら？

身一つでも始められるうえに、特別な器具や場所を利用しなくとも効果が得られるのがトレーニングの魅力的な点ですが、今までトレーニングをしたことがないという初心者の方には、パーソナルトレーニングジムの利用をおすすめします。多少料金は高額になる傾向がありますが、体力や目的に合わせたマンツーマンの指導によって効率的に鍛えることができるため、費用対効果は抜群です。

名古屋のグッドサンプラスのように、トレーナーが全員ダブルライセンスを取得しているジムもあるなど、ジムごとに様々な特徴があります。多くは体験入会・体験トレーニングを受け付けているため、気になるジムがあれば体験することをおすすめします。