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背筋で背中の血行促進

健康法  |

背筋を鍛えるには懸垂運動が最適といわれますが、これは効果が出るように行うためにはかなりの筋力が必要です。トレーニング用のゴムバンドを利用すれば、少ない筋力で懸垂に似たトレーニングをすることが可能です。
高い位置にフックを取り付けてバンドをひっかけます。両端を肩よりも広い位置で握り、胸の辺りまで引っ張ります。このとき、背すじをまっすぐにすること、上腕が垂直になるようにすると、背筋に効果的に負荷をかけることができます。
胸の前に引くと背中を広くする効果があり、逆に手を後ろに引いて背中の方に引っ張ると、背中上部に効果があります。
面倒でない方は棒状のものをバンドの先に結びつけると、トレーニングがやりやすく、また動きがより懸垂に近くなります。
ゴムバンドはさまざまな強さのものがありますが、はじめはかなり弱いものを選んだ方がよいでしょう。背筋は日常生活であまり鍛えられる機会のない筋肉なので、小さな負荷のつもりでも、思った以上に大きな負担になっている場合があるからです。
トレーニングの前後にはストレッチなどをして、ウォームアップとクールダウンを必ず行ってください。背筋は大きな筋肉なので、傷めてしまうとかなり大変です。
背筋のトレーニングは姿勢の改善のほか、背中全体の血行を促進するのでダイエット効果もあります。普段鍛えられていない筋肉ですから、高い効果が期待できることでしょう。

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